GW中盤の5月3日に、CTU主催でパラトライアスロン選手とパラ選手をサポートするボランティアを
トライアスロンファミリーには馴染み深い千葉県館山市の北条海水
温暖な南房総ですがまだまだ冷たい5月の海水に浸かり、時に冷えた体を震わせながらしっかり2時間練習しました。
①海慣れ(浮き練習:背面、下向き)
②上陸練習&海への入り方
③ヘッドアップ練習
④ブイ周りの練習
⑤実践練習(ブイの右回り・左回り等)
⑥伴泳方法:パラ選手(ブラインド選手=視覚障がい者)とガイド(伴泳ボランティア)が横並びで泳ぐ際の注意点、ガイドの位置(左右、選手との距離)、泳ぐリズム、合図や声掛けのやり方など
※トータル:1500~2000m程度
今回集まったのは、ブラインド選手と伴泳ボランティア、下肢障がい選手、コーチ、ライフセーバー、サポートのCTUスタッフの総勢18名。伴泳ボランティアには、普段、【パラ選手スイム練習会withパラボランティア】にご参加の泳ぎの得意な方々にご協力いただきました。
練習では、初めて伴泳を体験するボランティアがブラインド選手から伴泳ロープの付け方(太もも、胴など)、泳ぎ方などを教わり、徐々に泳ぎに慣れていきました。ただ、泳ぎの得意なボランティアでも伴泳となると話は別で、泳ぐリズム、息継ぎの向き、ヘッドアップでの方向確認、ブイの周り方などで苦労していました。一方で、初めてでもさして苦労せずに伴泳できる方もいて、相性や特性が求められることを学びました。
OWS練習後には、WTCS横浜大会を控えたパラ選手の熱い要望でラン練習を追加し、日が傾き涼しくなった海岸沿いを、家族連れや散歩の方に声掛けをして互いに道を譲りながら30分ほど走ることができました。
練習後、パラ選手、伴泳ボランティアの方々から貴重なフィードバックを得られ、スタッフ、コーチと共有し、次回のOWSに繋げられるように検討を進めています。
最後に、CTUのOWS練習会ではコロナ感染症、水難事故等への対応として事前申し込みとし、救護スタッフとライフセーバー(堀内様)の方々にご協力をいただいています。また、練習は、分かりやすさに定評がありレース実績抜群の中村順子コーチ(JASF公認コーチ・JSPOトライアスロンコーチ・パラトライアスロンガイド経験者)により、自身のガイド体験も踏まえた実践的な内容で行っております。
ご参加、ご協力いただきました皆さま、ありがとうございました。
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