2023年5月9日火曜日

選手の紹介(WTCS横浜大会2023出場!)(J-STARプロジェクト5期生)

J-STARプロジェクトに選出された安藤選手(パラカテゴリー)

にご投稿いただけました!

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稲毛インターで練習させていただいてる安藤匠海です。

昨年度は、様々なサポートをして頂き本当にありがとうございました。

僕は令和4年5月から、12年続けてきたサッカーからパラトライアスロンに転向しました。


サッカーの強豪大学に進学し、プロになることを目指していましたが、夢を諦めかけていた時にパラリンピックの存在を知り、自分の新しい可能性を感じて、J-STARプロジェクトのセレクションに参加しトライアスロンに出会いました。
(※ このプロジェクトは将来オリンピック・パラリンピックなどの国際競技大会に出場してみたい若いアスリートの夢を応援し、世界で輝く未来のトップアスリートを発掘するプロジェクトです。)

健常者のスポーツからパラスポーツに転向し、セレクションや競技体験会に参加して1番感じた事は、今まで当たり前だった事が決して当たり前の事ではなかった事です。
不登校だったり、人目を気にして何かに挑戦することを諦めてしまう人が多い事を知りました。
僕は生まれた時から隻腕でしたが、周りの人に恵まれたり、自分の意志があったためそういった事を感じることはありませんでした。
だからこそ、僕が結果を残して、そういう人たちの原動力になりたいと感じるようになりました。


J-STAR の検証プログラムで、ナショナルチームの合宿に参加させていただいた際は、選手・スタッフの方々の競技に対する強い思いを肌で感じる事ができ、技術的な指導もしていただき沢山の事を学んでまいりました。

トライアスロンはスイム、バイク、ランと3種目を行う競技で今だに慣れず大変な事も多いですが、目標達成に向けて精進してまいりますのでこれからも宜しくお願いします。
       
                               安藤匠海




2023年3月17日金曜日

ちばジュニア活動報告(卒業)

 花粉症に悩まされる今日この頃ですがいかがお過ごしでしょうか。ちばジュニアスタッフの伊藤です。
久しぶりにちばジュニアの活動を、ご報告させていただきます。

暖かくなってトレーニングも行いやすくなってきましたので、選手の皆さんに安全にトレーニングを行ってもらうため、今回はバイクの技術練習を中心に実施いたしました。選手の皆さんには速くなってもらいたいですが、やはりそこは安全第一、基本が大切ですのでコーチにしっかりとご指導いただきました。

後半はランです。体の使い方、体幹トレーニングに加え、しっかりと動き作りを行ってから走ります。こちらも毎回行っている内容ですが、こういったベーストレーニングは継続が大切です。回を追うごとに選手達は上達しています。ベースがしっかりとできてくれば、パフォーマンス向上や怪我予防にもなり良いことばかりです。 

しかしながら、地味でキツいので意外と継続が難しいかもしれませんね。皆さんも基礎トレーニングやられていますか? 私は苦手です。

「継続は力なり」ですね。


追い込むばかりがトレーニングではありません

改めて基本から学ぶ選手達

トレーナーから体の使い方等の指導
回数を重ねみんな上達しています

今回の参加メンバー

さて、今回で5名の選手が卒業し新たなステージに向かいます。進学しトライアスロンを続ける選手、自分のなりたいものを目指し趣味としてトライアスロンを続ける選手、みんなそれぞれの道に進みます。コーチ、トレーナー、スタッフ、家族、多くの方々に応援されて大きく成長しました。私も微力ながら彼らをサポートできたことを嬉しく思います。これまで彼らを指導、サポート、応援くださった方々へお礼申し上げます。ありがとうございます。また、引き続き応援いただけますようお願い申し上げます。

最後に、卒業するということは新入生がいないと大変だ~!ちばジュニア選手大募集中です!!中学生、高校生の選手お問い合わせお待ちしております。     

詳細は以下のページに↓↓↓

ちばジュニアの活動について



2023年2月12日日曜日

初ハワイ、初コナ ~~ALOHA~~❤第二部❤︎

コナに出場した "マイマイ"こと ラプレム代表 太田麻衣子さんのお母様(CTU広報委員)によるコナレポートの第二部です! 

10/6 ( Race Day )

 スイム観戦はパスしてバイクコースへ会場からほど近いパラニロードからクイーン・カアフマニュ・ハイウエイへ、このハイウエイは坂道になったおり道路に立つと向こう側に海が見渡せる絶景ポイントである。

しばらくするとヘリコプターの爆音、プロ選手のトップが近づいてくる。トップには常にヘリコプターとメデアが並走しており選手の動きが読める。


ここで娘を発見。いい感覚で飛ばしているように見え、ピースサインさえも余裕の様にカメラに納まった。

その後、虹がまさかここで見られるとは。

PLフィルターを付け替えようにも虹が消えてしまっては・・・撮影よりレースを優先しよう、当然といえば当然だが私は応援に来たのだ。 


パラニロードに移動してからはこの凄い激坂を必死にバイクを踏み続ける選手の額からは朝日で汗が光輝いてさえ見える。

日本からの応援団も賑やかに声援、他国の多くの人々も応援を楽しんでいる。特に海外の方々の応援は身体全体で自分事かのように声援や鳴り物等々で国民性を感じられる、日本人はやはり控えめな文化なのだろう。

バイクは北部の折り返し地点ハヴィへ。しばらくは戻らないのでランコースへ移動。時間の経過とともに陽射しも強くなりヤシの実の木陰は多くの人たちが群がっている(考える事は一緒ですね)。海外はトイレがすぐに使用できない状況にあるので、熱中症にならない程度に水分と塩タブレットを口にしてのんびり選手を待つ。

  


ヘリコプターの爆音が近づいてくる。

カンカン照りのなかでも応援しやすい場所を選びトップ選手をカメラに収める。プロの走りは軽やかに余裕さえ感じられ、その場面毎にシャッターを切りながら娘を待つ。後一時間くらいもするとやってくるだろうと。

応援する側もお目当ての選手がやってくると賑やかにクレージーなまでに楽しんでいる、いや応援することがハッピーなのだ。

どれくらいの時間が経過しただろうか、娘がコースの向こう側から見えてくる。だんだん大きくなり角を通過する際にオフィシャルカメラマンにシャカサインと笑顔で応える。

勿論私もシャッターを切り続けるも、娘は気付かず後でそれを伝えると目印が欲しいと。応援する側もディズニーランドで見かけるカチューシャに日の丸でも付けようか、次回までの課題。



大汗かきながら走っている他の選手も目で追い続け頑張ってね~と声援する。

しかしながら暑い。ミネラルウォーターもお湯と化し、冷たいアイスを求めてショップへ身振り手振りでジェラードを$6くらいで購入。こんなのが日本円にして900円ちょい。でも口へ運ぶとそれはそれは喉ごしが生き返った様な心地良さ、隣に座っていた親子さんについ下手な英語で美味しいねとニッコリ。笑顔を返して頂く。

レースは長期戦なのでその場で休憩の延長。

フィニッシュ会場の方向に向かいながら沢山の選手の姿を撮影する。応援を楽しんでいるボランティアそれに応える選手皆嬉しくって辛さはないかのようにも見えてしまう。

フィニッシュ会場では娘の姿を発見することは出来なかった。データと時間を見比べると、なんと3分ほど後の選手を撮影してある。




フィニッシュ会場では黄色のボラTシャツを着用している人が沢山。なぜここに?

フィニッシュした選手を両側からサポートし誘導、そうか完走した身体はズタズタ前に足を運ぶことさえ苦しいのだ。ボランティアの方の配慮に目が潤む。

完走おめでとうございます!幸せ時間を共有するってなんて素敵なこと。

 10/

朝はゆっくり起きてコナコーヒーとハワイアンミュージックのBGMでゆっくりデータを少し整理しながら過ごす。

自炊生活にも慣れ、ビールで「完走おめでとう!」と祝う。最も、ビールは毎日のようにキッチンに立ちながら飲んでましたけどね。明日は男子のレースがあるので早めに就寝。

 

10/8

6日のレースで大体おさえた撮影ポイントに立ちながら撮影。パラニロードでの激坂に果敢に望む選手。車いす選手の方はなかなか進まず一生懸命、どんなカテゴリーなのかよくわからない日本では見たことない障害レースのよう。下りは、60キロくらいは出ているのではないかと思われるスピードで激走。なかなかなもの。


日本チーム応援団のお一人が褌(ふんどし)スタイルで激励、その姿にシャッターを切りまくるオフィシャルカメラマン等々、コナならではの風景。

陽も落ち暗くなった時間帯でも黙々と走り続けている選手を横目にしながら、コンドミニアムに向けて帰路に着く。ア~クタクタ。

 


10/9

朝はゆっくりのんびりコナコーヒーとハワイアンミュージックのBGM。コンドミニアムの庭先に遊びに来る鳥たちと心でスキンシップ。青空一面にぷかぷか浮かぶ雲。心地良い~な。


夜は6時から “バンケット・オブ・チャンピオンズ” 駐車場が会場となり凄い人人。プロの表彰から始りパラ、エイジと続く。日本選手ではM80-84カテゴリーで中田浩司選手が優勝!(優勝すると翌年招待で出場)

空を見上げると一面の雲、雲の隙間から星が見えるのでコンドミニアムに戻ってから星空撮影。

 

10/10

観光を兼ねてドライブ、バイクの折り返し地点のハヴィへ車でも遠かった~。

カメハメハ大王生誕地、ヒロ、ハワイ火山国立公園とほぼ2/3を廻りコナへ。

ボランティア・マハロ・パーティーはすでに終了、ボラTシャツとリストバンドがあると無料で参加出来たけど残念。 



 

10/11

早朝にコンドミニアムをチェックアウトしてコナ国際空港へ。夜明けの空は、刻一刻と色が変化していく。すっかり明るくなった頃には、帰路につく多くの参加者の方々で賑わい。優勝した中田浩司選手にも出会う。背筋がピーンと伸びて年齢も10歳くらいお若く見える。 

 


勝抜いた者だけが参加できるコナ大会、ボランティア、スタッフ、応援、選手、一緒に楽しい時間を過ごし、アロハを分かち合ったような最高に幸せな時でした。

 

10/12

成田着

 2022.9.29-10.12  太田笑子